どんなものにも歴史があります。
なので、HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)の歴史を簡単にウンチクってみます。
あまりマニアックなことは書きませんので、あしからず。
ヘヴィメタルというジャンルが認識され始めたのは、1970〜1980年代にかけて。
ちょうど、父ちゃん(現在30代)が産まれた頃です。
子守唄として聞かされていたかも知れません。
元々、ハードロックから派生したジャンルということもあり、両者に明確な境界はありません。
両者を並べてHR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)と表現するくらいです。
ちなみに、父ちゃんの言うハードロックは、少しメタル寄りだと思ってください。
例えるなら、黄金期のディープ パープル。
ヘヴィメタルの基盤を作ったバンドは、
ディープ パープル、ブラック サバス、ジューダス プリーストではないかと思います。
1970年代初頭に一時代を築き上げたブリティッシュ ハードロックであり、
全てイギリスのバンドです。
意見の分かれるところなので、あくまで父ちゃんの主観ですが……。
メタルと言えばエレキギター!
印象的なギターリフ&速弾きの元祖として、ギターキッズの憧れであった天才ギタリスト、
リッチー ブラックモアの存在が強烈だったディープ パープル。
ヘヴィロックシーンにおいて今もなお引き継がれ、
これらの音楽の根底に流れる、ヘヴィ&ダークな世界観を創造したブラック サバス。
メタルと言う名にふさわしく、硬質で疾走感あふれるギターと金属的な高音ヴォーカルに加え、
ファッションやパフォーマンスなど、メタルのイメージ作りにも一役買ったジューダス
プリースト。
どのバンドも、ヘヴィメタルを語るうえで外すことのできない重要な存在です。
1980年代に入ると、前世代のブリティッシュ ハードロックに影響を受けた若手バンドが頭角を現しはじめ、
NWOBHM/ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルと呼ばれる、
頭文字をとってもカタカナにしても読みにくい名前のムーブメントが、イギリス全土に広がります。
NWOBHM は、1980〜1990年代初頭におけるヘヴィメタルブームの立役者、アイアン
メイデンを生みます。
同時期、日本ではラウドネスがデビュー。
1980年代中盤には世界進出を果たし、日本人バンドでは偉業とも言える好セールスを記録します。
今でも、ラウドネスを超える日本人HR/HMバンドはいないと感じる人は、父ちゃんだけでないハズです。
また、アメリカではロサンゼルスを中心としたシーンが活性化し、LAメタルと呼ばれるジャンルが発生。
MTVがHR/HM を大々的に取り上げたこともあり、
ボン ジョヴィを始めとする数々のメジャーバンドが誕生します。
良くも悪くも、ヘヴィメタルの産業化が進んだ時代です。
さらに、NWOBHM は世界中でバンドを結成する若者を増やすキッカケとなり、
より過激で迫り来るような音楽形態である、スラッシュメタルの登場に繋がります。
その代表格が言わずと知れたメタリカです。
このように、NWOBHM に始まる1980〜1990年代初頭は正にヘヴィメタルの黄金時代でした。
1990年代に入ると、グランジ/オルタナティヴロックのブームにより、
それまでの古典的ヘヴィメタル(正統派メタル、クラシックメタル)は減退して行きました。
ちなみに、父ちゃんの好きなバンドの中にも、グランジ/オルタナティヴロック系のバンドは存在しますが、
あくまで、メタル寄りです。
そんな中、モダン・ヘヴィネスと呼ばれるヘヴィメタルの新しい形を打ち出すと共に、
1400万枚という大ヒットを飛ばしたのが、先のスラッシュメタルで一時代を築き上げたメタリカです。
この時代、彼らほど上手く?音楽性を変化させたバンドは他にないと思います。
賛否両論ですが……。
さらに、パンテラの「Vulgar Display Of Power 」に代表される激しくも近代的なサウンドは、この流れに拍車をかけました。
このように1990年代は、それまでの音楽性を変化させたり、新しいサウンドを見い出すバンド、
他のジャンルを積極的に取り込むなど、形に捉われないでプレイするバンドが増えたと共に、
激しい世代交代のあった時代でもありました。
2000年代以降は、先のモダン・ヘヴィネスという流れから、ニューメタルと呼ばれる新世代が登場しました。
なかでも、元々アンダーグラウンドだったデスメタルの歌唱法「デスヴォイス」を取り入れながらも、
メロディーやドラマティックな展開を重視した「メロディック デスメタル」を昇華させたイン
フレイムスには、
新たな衝撃を覚えました。
他に、クラシック音楽の潤沢なサウンドを取り入れた「ゴシックメタル」や、
積極的にオーケストラを導入した「シンフォニックメタル」など、
様々なサブジャンルが登場したのもこの頃で、その傾向は今もなお続いています。
その結果、現在のヘヴィメタルは分散化が進み、
これぞメタルの王道! と呼ばれるものは存在しなくなったと言えます。
しかし、メタルの根底に流れる魂のようなものは同じであり、
今後も新たな衝撃を与えてくれるバンドが登場することを期待し、
メタルの精神が、次世代へと受け継がれて行くことを願う父ちゃんです。 |
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